自分の好きな曲に一定のカテゴリを当てはめるのは難しい

自分の好きな曲をかの有名な曙太郎に伝えて、聞いたことはないが自分の好みそうな曲をレコメンドしてもらったことがある。

ただ、それでも自分が好みの曲が届くことはなかった。

ただこれは彼が悪いのではなく、自分はそもそも曲だけで曲を好きになることが少ないのだと思う。

そんなんだからか、東方のBGMとかを聞いても、そんなに感動したりハマってはいないので、周りの人たちが盛り上がって会話しているのをただ眺めていたのであった。

唯一覚えがあったのも少しだけプレイしてた緋想天の曲だったし。

どの曲に対しても曲だけでは好きになれないタイプなんだろう。

 

なので、自分がなんでその一部の曲を気に入っているかを綴ってみようと思う。

 

まず1曲目は

山下達郎さんの「蒼氓」(と「~飛遊人 Human ~」)

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この曲は、「龍が如く6 命の詩。」の主題歌だ。

自分は殺陣やアクションシーンが大好きで、3Dモデルを用いた質の高い演出を期待して、ほとんどの龍が如くスタジオの作品を遊んでいる。

この作品もそのうちのひとつだ。

 

龍が如くシリーズはどんなゲームかをざっくり言うと

新宿歌舞伎町をモデルにした架空の町"神室町"を舞台に、男たちの生き様を描くアクションRPG

だ。

ストーリーの内容としては端的に「極道もの」である。

 

そんなシリーズなので、過去の主題歌はBzの稲葉さんや

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湘南乃風のような

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ゲーム同様に20~30歳辺りの男性をメインターゲットにしたものであった

 

心に染みる山下さんの曲が主題歌になるものなのか・・・?そういう感動と縁がないわけじゃないが・・・

とはなったものの、プレイして実際に流れてる場面を見ると「ベストマッチじゃないか・・・・」とムービー見ながら涙流していた。

どちらか片方だけでは絶対にここまでの感動は得られなかっただろう。

 

ゲームとしてはいつもの龍が如くなのに、

そりゃ泣かせに来る展開は今までいくつもあったけれども、

過去一心にぐっと来た。

 

調べてみれば、ゲームの総合監督が使用したいと申し出てとのことだった。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/15/kiji/K20160915013361300.html

 

正直天才だなと、作風にあった主題歌を合わせる両者のセンスの高さに感動した。

 

龍が如く6 命の詩。はシリーズの中でも賛否の分かれる作品で、そもそも賛否の分かれる作品が少ない龍が如くシリーズの中では、世間の評判は芳しくない。シリーズ内ワースト3に入る作品と扱われても仕方ないだろう。

だが、龍が如く6のバックストーリーと組み合わせることでここまで聞いた時の感想が変わるものなのかと。

 

シリーズで一番面白いといわれることも多い「龍が如く0 誓いの場所」の主題歌は上に上げた「バブル」で、ゲーム終わってエンディング後に聞いたらええ曲だなぁと感動して何度も聞いてああ~いいゲームだったなぁと思い返す素晴らしい組み合わせではあるものの、6の時の感動と比べると大きく違う。

今の自分にとっては突き抜けて素晴らしい曲だ。と感動をくれた。

聞くだけで色々心が高ぶる。

 

世間の評判と裏腹に、この組み合わせを一人ひっそりと評価している。自分の好きはそういうものだと改めて自覚する。

 

2曲目以降は気が向いたら